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2009年 01月   

ラウンド総括③ [2009-01-25 00:00 by bozu-1981]
ラウンド総括② [2009-01-24 00:00 by bozu-1981]
ラウンド総括① [2009-01-23 00:00 by bozu-1981]

ラウンド総括③  

2009年 01月 25日



<②のつづき>

毎度、ぼうずです。

これまでほとんど月2~3回ぐらいしか更新しなかった癖に、先週ぐらいからほぼ毎日更新してます。いろいろ未読のものがある方は、良ければ2ヶ月分ぐらいあると思ってチェックしてみて下さい(爆)。

さて、それではラウンド総括②のつづきを書いていきたいと思います。書きたいのは、ようするに自分は2回のラウンドを通して何を学んだのかというようなことです。

<ラウンドを終えて思うこと…I was travelling by myself(?).>の続き

ラウンド中、出会う人によく聞かれました。「Are you travelling by yourself?(アンタ、一人で旅しているのかい?)」って……。

なんだかんだあって、長く一人で旅をしてしまったのですが、一方で「travelling by myself 」と答えるたびに、その言葉に引っかかるものを感じていました。

既に書いたように、その理由の一つは、「私はいつも“私自身”と一緒に旅をしてきた」という思いがあるからです。

そして、もう一つの理由は、明らかに自分の旅は「自分だけの力でなしえたものではない」と強く思うからです。それは「運が良かった」なんて軽く流してしまってよい程度の問題ではないのです。

本当に沢山の人に助けてもらいました。本当に良い出会いに恵まれました。

旅に出ることを快く承知してくれました。いつも応援してくれました。

家に泊めてもらいました。

ご馳走になりました。

友達を紹介してもらいました。

メールをくれたり、電話をしてくれました。

息子や弟のように、親身に助けてもらいました。

何年来の親友のように、時間を過ごすことができました。一緒に遊びに行きました。

良い車に出会えました。そして、いろんな所に連れて行ってもらいました。

格安で、即日修理をしてもらいました。

壊れた英語をちゃんと聞いてくれました。

怪しい浮浪者を優しく無視してくれました。

いい仕事を紹介してもらいました。

沢山の情報を教えてもらいました。

いろんな人と再会することができました。

そうして先に進むことができました。

そうして旅から帰った時には、暖かく出迎えてもらいました。

旅の話を、写真を喜んでくれました。英語の上達を喜んでくれました。

一つ一つの些細なことや反応、そこに誰かがいることが、自分が旅を続ける中で、大きな支えになったのだと思います。そして、それなしでの自分の旅など、ありえなかったでしょう。

凹む出来事は、それまでの何事もない日々の有難さを教えてくれました。
腹の立つ出来事は、同時に自分の小ささ、甘さも教えてくれました。

その時、その場所にいなければ見えないこと、できない出来事に直接触れることができました。

人の縁が、こんなにも繋がるものだと知りました。

変わらない(欲しくない)と思っていたものが、変わってしまうことを知りました。

有形、無形の、意識、無意識の沢山の出来事が繋がって、自分の旅があったのだと思います。
だから、「Are you travelling by yourself?(アンタ、一人で旅しているのかい?)」と尋ねられた時、本当はこう答えたかったのだと思います。「I’m not travelling by myself. I’m travelling because all of you help me.」って(少し上げ足をとるようですが…(汗))。

2回のラウンドを通して、一人で知らない土地を転々とすることで、自分はこれまでよりも自分自身と深く向き合い、上手く付き合えるようになった気がしますし、その中で「“後悔”ではなく“反省”をする」ということを実践できたと思います。また、何よりも、自分の無力さと、他者の有難さを知ることができたと思います。

そんな訳で、ラウンド総括は、やっぱりこれで締めたいのです。

「Thanks very much! I made it because of you.(ありがとう。アナタのおかげで頑張れました)」って。

<おわり>


# by bozu-1981 | 2009-01-25 00:00 | ”2年間の休暇”の話題 | Trackback | Comments(0)

ラウンド総括②  

2009年 01月 24日



<①のつづき>

毎度、ぼうずです。

今朝、Cairns(ケアンズ)を離れ、Brisbane(ブリスベン)に無事到着しました。
明日はGold Coast(ゴールド・コースト)に住んでいる友人宅を訪ねます。どうも友人宅から空港までは車で15分程度の距離らしいので、明日はそのまま友人宅に泊めてもらい、明後日に空港まで送ってもらって日本に帰るという予定になっています。

そんな訳で、残った時間も多くありませんし、ラウンド総括のつづきをサクサクと書いていきたいと思います。2回の旅の具体的記録は前回書いた通りですし、今回は2回の旅を終えて思うことについて、改めて書いてみたいと思います。

というのには、総括①の<ラウンドを終えて>があまりに“模範生的回答”で鼻につくからというのもあります(爆)。

<ラウンドを終えて思うこと…I was travelling by myself(?).>

ラウンド中、出会う人によく聞かれました。「Are you travelling by yourself?(アンタ、一人で旅しているのかい?)」と……。

私はたいていこんな感じで答えました。「Yes. I usually travel by myself. It’s much free than travelling with somebody. I’d like to share the fuel cost though.(だいたい一人で旅をしてます。燃料代をシェアしたいとは思うけど、一人の方がずっと自由なので…)」

実際、2回の旅の中で誰かと一緒に旅したのは、Canberra(キャンベラ)~Melbourne(メルボルン)間の1日、Perth(パース)~Esperance(エスペランス)~Margaret River(マーガレットリバー)~Perth(パース)の5日間、Cairns(ケアンズ)~Darwin(ダーウィン)の6日間の3回だけでしたし、自分のワガママな旅に付き合える人間がいるとは思えなかったのも確かです(※1.Canberra滞在中の行動記録参照)。

結局、長く一人で旅をしてしまったのですが、一方で“travelling by myself ”と答えるたびに、その言葉に何か引っかかるものを感じてもいました。「はて、私がしているのは“一人旅”なのだろうか?」と…。

そう思う理由の一つには、「私はいつも“私”と一緒に旅をしてきた」という思いがあるからです。

「○○に行きたい。××したい」という私と、「時間(予算)の関係で無理」という私、相反する“私”が際限なく、それもギリギリまでケンカする中で、いつも微妙なバランスで旅の行方を決め、ヤリクリをしてきたからです。

例えば、Darwin(ダーウィン)からKununurra(カナナラ)に向かっていた時、Kununurraまで230km程度の村(?)Timber Creek(ティンバー・クリーク)での出来事。村から10kmほど離れた川で停車して写真を撮り、車に戻ってエンジンをかけるとどうも調子がおかしく今にもエンストしそうな気配。続けて、アクセルを踏むとパーンという破裂音がしてエンジンがストップ。慌ててエンジン周りを調べ、再度エンジンをかけ直すとバッテリーとエンジンを繋げているコードからパチパチと火花が散っていました。エンジンの様子を見ながら慎重に運転、村に戻ってガソリンスタンドの店員にアドバイスを仰ぎましたが、その日は日曜日なので修理のできる店が開くのは翌日とのこと。しかし、自分は翌日からKununurraで働く約束をしていて、どうしてもその日の内にKununurraに行きたいという状態でした。

ここで運命の2択です。

①翌日まで待って車を修理してからKUNUNURRAに行く。(仕事を貰えないかも知れない)
②無理してKUNUNURRAに行く。(途中で故障、車が駄目になるかも知れない)

結局、自分は②を選び、エンジンを繋ぎながらの慎重な運転を試みるも、案の定Timber Creekから130km地点で、前でトロトロ走るキャラバン・カーを追い越した直後にエンジンが完全にストップ。エンジンからは煙が出ていて、自分は完全にエンジンをcook(焼いた)したと思いました。とにかく、携帯の電波もない場所なので、荷物をまとめて通過する車に助けを求め、KUNUNURRAまで乗せて行ってもらって、そこからTowing(トーイング:レッカーのこと)を頼みました。

結果的には、その日の内にKUNUNURRAに着いて、翌日からの仕事には間に合ったので、「試合に負けて勝負に勝った」形です(?)。

これは少し極端な例ですが、似たようなことは旅しているとしょっちゅうでした。いつも私は私自身と喧嘩しながら旅を続けてきたのです(自分とのケンカは相手から“逃げられない”分、他人よりやっかいだと思います)。

だから私は本当にはこう答えたかったのだと思います。「I’m travelling with myself!」って。(文法的には間違っているけど、気持ちは伝わると思うのですが…)。


……サクサクと書くといいながら、やっぱり長くなりました。③に続きます。


<つづく>


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※1.Canberra滞在中の行動記録の一部

2008年11月26日(水)
・1800:Australian Capitarl Territory、Canberra(キャンベラ)に到着
・1800:The national library of Australia(国立図書館)にて自習
・2200:車中泊

2008年11月27日(木)
・0630:起床、朝食(車中)
・1000:Royal Australian Mint(造幣局)を見学
・1200:Lennox GardenにてNara Parkを見学、昼食
・1300:Japanese Embassy(日本大使館)を見学
・1400:National Museum of Australia(国立博物館)を見学
・1700:National Library of Australiaにて自習
・2100:夕食(車中)
・2300:車中泊

2008年11月28日(金)
・0700:起床
・0800:YHAを訪ねるも、空き部屋なし(※高い部屋しかない)。公園にて朝食、洗濯。
・0900:Australian War Memorial(戦争記念館)の周辺散策
・1100:昼食後、Australian War Memorialを見学
・1400:体調不良を自覚、車内にて仮眠(~1900)
・1900:Dicksonにて買物、外食
・2100:YHAにて自習
・2300:車中泊

2008年11月29日(土)
・0600:起床、朝食
・0700:McDonaldにて自習
・0930:Visitor Information Center(観光案内所)にて情報収集
・1000:Australian Institute of Sport(国立体育機構)を見学
・1300:The Big Mushroom(大きいキノコの観光名所?)を探索→発見→ガッカリ、昼食
・1400:National Gallery of Australia(国立美術館)を見学
・1530:National Library Of Australiaにて自習
・1630:National Film and Sound Archive(国立映像音楽博物館)にて『母べえ』(山田洋二監督)を鑑賞
・1900:夕食(車中)
・1930:National Film and Sound Archiveにて『それでも、僕はやってない』(周防監督)鑑賞
・2200:車中泊

2008年11月30日(日)
・0600:起床、朝食
・0700:McDonaldにて自習
・0900:Questacon-The National Science & Technology Centerを見学
・1400:公園を散歩、International Flag Displayを見学
・1500:Old Parliament House(旧連邦議会議事堂)を見学
・1700:車内にて自習
・2000:Dicksonにて外食
・2300:車中泊

# by bozu-1981 | 2009-01-24 00:00 | ”2年間の休暇”の話題 | Trackback | Comments(0)

ラウンド総括①  

2009年 01月 23日



毎度、ぼうずです。

いよいよ明日の早朝にCairnsを離れます。なんともソワソワ・フワフワした気持ちです。
さて、今さらですが、帰国する前にラウンドの総括をしておきたいと思います。

まずは、数字等の記録から2回のラウンドを振り返ります。(①=一周目、②=二周目)

◆期間:①2007年11月11日~2008年8月1日、②2008年8月27日~2009年1月5日
◆日数:計397日間(①264泊265日、②131泊132日)
 うち 労働日数 104日間(①51日、②53日)
 うち 宿を利用した日数 213泊(①131泊、②82泊) ※Caravan parkのcamp site含む
◆走行距離:37,766km(①23,074km、②14,692km)
◆訪ねた町(RH含む):186箇所(①117 ②100から重複を除く)
◆撮った写真:8,563枚(①5970②2593)
◆集めた観光案内・チラシ:約300
◆労働収入:10,629
◆出費総額:32,663(燃料費+維持管理費=49%、燃費+維持管理費+食費+宿代=71%)

◆働いた仕事の内容
植林・放牧の手伝い、マンゴー収穫・選別・箱詰め等、食用グレープ収穫、ワイン用グレープ収穫、ズッキーニ・カボチャ農場の手伝い、カボチャ収穫、牧場(cattle station)の手伝い

◆仲良くなった国の人
日本、韓国、台湾、ベトナム、ラオス、カナダ、イングランド、スコットランド、ベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、スイス、スウェーデン、イタリア、ギリシャ、トンガ、オーストラリア(アボリジニー含む)

次に、以前に一周を終了した時点で、人に頼まれて書いた総括文章を掲載。

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<最初のラウンドを終えて…>

 運よく「オーストラリア一周」をしてしまった人間として最初に言いたいのは、「無理してラウンドなんてしなくてもいいよ」ということです。何よりもお金がかかるし、移動の連続だから、落ち着いて勉強したり、親しい友人とつき合ったりする時間も長くはとれません。複数人で旅すれば、旅のプランに煩わされることになりますし、自動車なんて抱えた日には、荷物が増えるし、故障の不安に付きまとわれることになります。住み慣れた場所や、快適な大都市から離れて、旅をすれば、それまでとは比べものにならないぐらい様々な難題に日々ぶつかることになりますし、生命の危険や、思いもかけない大きな出費でワーホリ生活の継続自体が不可能になることだって十分に起こりえます。だから、私が“運よく「オーストラリア一周」をした”といったのは冗談でも誇張でもありません。
 
 そもそも全てのワーホリメーカーに与えられた時間は“平等”で、一人一人に、その人だけのかけがえのないワーホリ生活があって、そこに“勝ち負け”はないのですから、その人が満足できるのなら、ラウンド(移動)なんてしなくてもいいのです。
 
 それでも、「ラウンドしたことに、オーストラリア一周に意味はなかったのか?」と聞かれたなら、私は「今回のラウンドは最高のワーホリ体験であり、自分の今後の人生にとっても大きな財産となる経験だった」と断言するでしょうし、敢えてラウンド(移動)に挑戦することを他人にも薦めたいと思っています。それは、最初に挙げたマイナス面を補ってあまりある魅力がラウンドにはあるからで、ラウンド(移動)こそワーホリ生活の醍醐味だと心底思うからです。
 
 とても逆説的ですが、限られた期間の滞在だからこそ、難題にぶつかるからこそ、感じることのできる何か、学ぶことのできる何かがラウンドにはあるのだと思います。何かの大切さ、失敗の苦さ、成功の嬉しさ、健康のありがたさ、それまで当たり前だったものをぶち壊していく、新しい発見に満ちた日々、それをラウンドすること、旅することは与えてくれるのだと思います。
 
 ワーホリに決まりがないように、ラウンドにも決まりはありません。自分のように「ラウンド」だからといって、バカ正直に「オーストラリア一周」する必要なんてありませんし、期間も、距離も、人数も、移動方法も、予算も、目的も、全て自分のできる範囲で、その時々に、気の済むように決めればいいと思います。隣の町へ移動して帰ってくることだって立派なラウンドですし、そのことだけでも、何かしら新しい発見があると思います。最低限の「準備」と失敗するかもしれないという「覚悟」があれば、それで十分だと思います。もし何かを得る為に1人で海外に出て、ワーホリに挑戦するのなら、是非ともラウンドにも挑戦してほしいと思います。

2008年9月13日

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正直、今でも上記の気持ちには変わりありませんが、それだけだというのもつまらないので、もう少し考えたことを書いてみたいと思います。

<②につづく>。

# by bozu-1981 | 2009-01-23 00:00 | ”2年間の休暇”の話題 | Trackback | Comments(0)

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